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注文住宅の本体価格だけで比較してはいけない理由|土地・外構・諸費用まで含めた総額の見方

2026.07.10

注文住宅の本体価格だけで比較してはいけない理由|土地・外構・諸費用まで含めた総額の見方

こんにちは、三協建設の堀内裕輔です。

家づくりを考え始めると、どうしても気になるのが「価格」だと思います。

住宅会社に相談した時に、

「建物はだいたい〇〇万円くらいです」

「坪単価は〇〇万円くらいです」

と言われると、それを基準に比較したくなりますよね。

でも、ここで注意していただきたいことがあります。

注文住宅は、建物本体価格だけで比較してはいけません。

なぜなら、住宅会社が言う「建物の価格」に、何が含まれているのかは会社によって違うからです。

最初に聞いた金額だけを見ると安く見えても、あとから必要な工事や諸費用が追加されて、最終的には思っていたより高くなることがあります。

今回は、注文住宅で予算オーバーを防ぐために知っておきたい、本体価格以外にかかる費用と、総額で比較するための考え方についてお伝えします。

CONTENTS

「建物本体価格」は、家づくりの総額ではありません

まず押さえておきたいのは、建物本体価格は、家づくりに必要なお金の一部だということです。

建物本体価格という言葉だけを見ると、

「この金額で家が完成するんだ」

と思ってしまうかもしれません。

でも実際には、注文住宅で暮らし始めるためには、建物本体以外にもさまざまなお金が必要になります。

たとえば、

・土地にかかる費用

・地盤調査や地盤改良

・給排水の引込工事

・外構工事

・照明・エアコン・カーテン

・登記費用

・住宅ローンの諸費用

・火災保険や地震保険

・引っ越し費用

・家具・家電の買い替え費用

などです。

もちろん、すべてのご家庭で同じ費用がかかるわけではありません。

土地の条件や、建てる家の内容、暮らし方によって変わります。

ただ、最初に「建物本体価格」だけを見て予算を組んでしまうと、あとから必要な費用が見えてきた時に、

「思っていたより総額が高い」

「予算内に収まらない」

「どこかを削らないといけない」

ということが起こりやすくなります。

家づくりで見るべきなのは、建物本体価格ではなく、入居するまでに必要な総額です。

住宅会社ごとに「本体価格に含まれるもの」は違います

注文住宅の価格が分かりにくい理由のひとつは、住宅会社ごとに見積もりの出し方が違うことです。

同じように、

「建物価格は〇〇万円です」

と言っていても、その中に含まれているものが違う場合があります。

ある会社では、照明や屋外給排水工事が含まれている。

別の会社では、それらが別途工事になっている。

また別の会社では、外構や設計費の一部まで含めて説明している。

こういうことが実際にあります。

つまり、表面上の金額だけを見ても、本当に安いのか高いのかは判断できません。

大切なのは、

その金額に何が含まれていて、何が含まれていないのか

を確認することです。

建物本体価格だけを比べるのではなく、最終的に暮らし始める状態までに必要な費用をそろえて比較する必要があります。

本体価格以外にかかりやすい費用

では、注文住宅では本体価格以外にどのような費用がかかるのでしょうか。

代表的なものを整理しておきます。

1.付帯工事費

付帯工事とは、建物本体とは別に必要になる工事のことです。

たとえば、

・仮設工事

・屋外給排水工事

・電気引込工事

・ガス工事

・浄化槽工事

・解体工事

・造成工事

などがあります。

これらは、土地の状態や地域のインフラ状況によって変わります。

すでに整った分譲地であれば少なく済むこともありますし、古い建物が残っている土地や、高低差のある土地では追加費用がかかることもあります。

土地の価格だけではなく、その土地で家を建てられる状態にするための費用まで見ておくことが大切です。

2.地盤調査・地盤改良費

家を建てる前には、地盤調査を行います。

調査の結果、地盤改良が必要と判断される場合があります。

地盤改良費は、土地を見ただけでは分かりにくい費用です。

「土地は予算内で買えたけれど、地盤改良費が想定よりかかった」

ということもあります。

もちろん、調査をしないと正確な金額は分かりません。

ただ、資金計画の段階では、地盤改良が必要になる可能性も含めて考えておく方が安心です。

3.外構工事費

外構工事も、見落とされやすい費用のひとつです。

駐車場、アプローチ、フェンス、門柱、ポスト、庭、ウッドデッキ、植栽など、外構にはさまざまな要素があります。

建物が完成しても、外構が整っていなければ暮らしにくいことがあります。

たとえば、

・車を停める場所が使いにくい

・玄関までのアプローチが未完成

・隣地や道路からの視線が気になる

・雨の日に土が流れやすい

といったことも起こります。

外構は、後から考えればいいと思われがちですが、暮らしやすさにも見た目にも大きく関わります。

最初から資金計画に入れておくことをおすすめします。

4.照明・エアコン・カーテンなどの費用

照明、エアコン、カーテン、ブラインドなども、住み始める時には必要になる費用です。

だからこそ、最初の段階で、

「照明はどこまで含まれているのか」

「エアコンはどうするのか」

「カーテンやブラインドはどの程度の金額がかかるのか」

を確認しておくことが大切です。

照明やエアコン、カーテンなどは、間取りや窓の配置、暮らし方、選ぶ商品によって金額が変わります。

たとえば、エアコンは部屋数や空調計画によって必要台数が変わります。

照明も、部屋ごとに必要な明るさや、どんな雰囲気にしたいかによって選び方が変わります。

「建物の金額だけを見ていたら、住み始めるために必要な費用を見落としていた」

ということにならないように、資金計画の中で最初から確認しておきましょう。

5.登記費用・住宅ローン諸費用・保険

家づくりでは、工事費以外にも手続きに関する費用が必要です。

たとえば、

・所有権保存登記

・抵当権設定登記

・司法書士費用

・住宅ローン事務手数料

・保証料

・印紙代

・火災保険

・地震保険

などです。

これらは、建物の見た目には関係ありません。

でも、家づくりの総額には確実に関わってくる費用です。

住宅ローンをいくら借りるかを考える時も、土地代と建物代だけでなく、こうした諸費用まで含めて考える必要があります。

6.家具・家電・引っ越し費用

新しい家に住み始める時には、家具や家電を買い替えることもあります。

ダイニングテーブル、ソファ、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ベッド、収納用品。

今使っているものをそのまま使う場合もありますが、間取りや暮らし方が変わると、買い替えが必要になるものも出てきます。

また、引っ越し費用も必要です。

家づくりの予算を考える時は、建てるまでのお金だけでなく、暮らし始めるためのお金も忘れないようにしたいところです。

予算オーバーが起こりやすい原因

注文住宅で予算オーバーが起こる原因は、ひとつではありません。

ただ、大きく分けると、次の3つが多いと思います。

1.最初に総額を把握できていない

建物本体価格だけで予算を組んでしまうと、あとから付帯工事や諸費用、外構費用が見えてきた時に、総額が大きく膨らんだように感じます。

でも実際には、最初から必要だった費用が、後から見えてきただけということも多いです。

だからこそ、契約前の段階で、できるだけ総額を見える化しておくことが大切です。

2.見積もりに含まれるもの・含まれないものを確認していない

見積書には、専門用語が多く出てきます。

一つひとつを読み解くのは、正直、分かりにくいと思います。

でも、

「これは含まれていますか?」

「これは別途ですか?」

「後から追加になりやすいものはありますか?」

という確認は、とても大切です。

分からないことを分からないまま進めると、あとから追加費用として出てきた時に、不安や不信感につながります。

見積もりは、金額を見るだけでなく、内容を見るものです。

3.「せっかくだから」で追加が増えていく

家づくりでは、打ち合わせが進むほど、いろいろな選択肢が見えてきます。

✓キッチンのグレードを上げたい

✓収納を増やしたい

✓タイルを使いたい

✓造作家具を入れたい

✓外構ももう少し良くしたい

その気持ちは、とても自然です。

せっかく建てるなら、良いものを選びたくなります。

ただ、そのたびに少しずつ追加していくと、最終的に大きな金額になります。

大事なのは、我慢することではありません。

自分たちの暮らしにとって、本当に必要かどうかを判断することです。

「隣の家がこうしているから」

「SNSで見たから」

「せっかくだから」

ではなく、

「自分たちのこれからの暮らしに必要か」

という基準で考えることが大切です。

総額で比較するために確認したいこと

住宅会社を比較する時は、建物本体価格だけではなく、次の点を確認してみてください。

1.その金額に何が含まれているか

まずは、見積もりに含まれている項目を確認します。

建物本体工事だけなのか

付帯工事まで含まれているのか

照明やエアコン、カーテンはどうなっているのか

外構は含まれているのか。

同じ「建物価格」という言葉でも、含まれている範囲が違えば、比較にはなりません。

2.別途費用として何が必要か

次に、見積もりに含まれていない費用を確認します。

特に、

・外構

・地盤改良

・給排水引込

・照明

・エアコン

・カーテン

・登記

・住宅ローン諸費用

・火災保険

・家具・家電

などは、別途になっていることがあります。

「これは別でかかる可能性があります」と言われたものは、資金計画の中に入れておきましょう。

3.契約後に追加になりやすいものは何か

契約後の追加工事をゼロにするのは難しい場合もあります。

打ち合わせの中で、希望が変わることもあります。

ただ、最初から追加になりやすいものを知っておけば、予算の見通しは立てやすくなります。

標準仕様との差額

設備のグレードアップ

収納や造作の追加

外構の変更

コンセントや照明計画の変更

こうしたものは、事前に確認しておくと安心です。

4.入居までの総額で比較できているか

住宅会社を比較する時は、できるだけ条件をそろえて比較することが大切です。

建物本体だけの金額と、諸費用まで含んだ金額を比べても、正しい比較にはなりません。

「この会社はいくらなのか」ではなく、

この会社で、自分たちが暮らし始める状態まで整えると、総額でいくらになるのか

を確認しましょう。

土地によって、家づくりの総額は変わります

注文住宅の総額は、建物だけで決まるわけではありません。

土地によっても大きく変わります。

たとえば、土地価格が安く見えても、

・解体が必要

・造成が必要

・高低差がある

・上下水道の引込が必要

・地盤改良が必要

・外構費用が多くかかる

という場合は、結果的に総額が高くなることがあります。

逆に、土地価格は少し高く見えても、造成や引込工事が少なく済み、外構もシンプルにできる土地であれば、総額では大きな差が出ないこともあります。

土地は、価格だけで判断しないことです。

・その土地で、どんな家が建てられるのか

・どんな工事が必要になるのか

・暮らし始めるまでに総額でいくらかかるのか

ここまで見て判断することが大切です。

三協建設では、土地探しの段階から、建物と外構、諸費用まで含めた総額を見ながら考えることを大切にしています。

予算を削る前に、優先順位を整理しましょう

予算オーバーしそうになると、

「どこを削ればいいですか?」

という話になりがちです。

もちろん、調整は必要です。

ただ、何でもかんでも削ればいいわけではありません。

暮らしにとって大切な部分まで削ってしまうと、建てた後に後悔することがあります。

大切なのは、

・絶対に叶えたいこと

・できれば叶えたいこと

・なくても困らないこと

を分けることです。

たとえば、中庭が家族の暮らしにとって大切なら、そこは残す。

一方で、部屋数や広さ、設備のグレード、外構の内容などで調整できる部分があるかもしれません。

予算調整は、単なるコストカットではありません。

これからの暮らしにとって、どこにお金をかけるべきかを整理する作業です。

「安い会社」ではなく「総額が見える会社」を選ぶ

家づくりでは、価格が安いことだけで住宅会社を選ぶのは危険です。

もちろん、予算は大切です。

でも、最初の金額が安く見えても、あとから必要な費用が次々と追加されると、結果的に予算オーバーしてしまうことがあります。

本当に大切なのは、最初の価格が安いかどうかではなく、

・何が含まれているかを説明してくれるか

・別途費用をきちんと伝えてくれるか

・土地条件による追加費用も考えてくれるか

・外構や諸費用まで含めて考えてくれるか

・建てた後の暮らしまで見て予算を考えてくれるか

ということです。

注文住宅は、建てて終わりではありません。

住宅ローンを返しながら、その家で暮らしていきます。

だからこそ、建物本体価格だけではなく、総額と暮らしの両方を見てくれる会社と家づくりを進めることが大切です。

三協建設が考える、注文住宅の総額

三協建設では、建物本体価格だけを見て家づくりを進めるのではなく、

・土地にかかる費用

・建物にかかる費用

・付帯工事

・外構

・諸費用

・住宅ローン

・家を建てた後の家計

まで含めて考えることを大切にしています。

家づくりで一番避けたいのは、家を建てることだけにお金を使いすぎて、建てた後の暮らしが苦しくなることです。

家族で出かけるお金

子どもの教育費

車の買い替え

将来への貯蓄

日々の楽しみ

こうしたものも、暮らしには必要です。

だからこそ、注文住宅の予算は、建物だけで決めてはいけません。

土地、建物、諸費用、住宅ローン、建てた後の家計までつなげて考えることが、無理のない家づくりにつながります。

三協建設が運営する「くらしとおかねの学びば」とは

くらしとおかねの学びばは、三協建設株式会社が運営する、家づくりとお金について考えるための相談の場です。

家を建てることを考え始めると、土地、間取り、住宅ローン、予算、教育費、保険、将来の貯蓄など、考えることがたくさんあります。

でも、本来これらは、ひとつずつ切り離して考えるものではありません。

「どんな家に住みたいか」と同時に、

「家を建てた後も、どんな暮らしを続けたいか」

「住宅にどこまでお金を使ってよいのか」

「土地・建物・諸費用を含めて、総額で無理がないのか」

を一緒に考えることが大切です。

・土地がまだ決まっていない方

・住宅会社を比較している途中の方

・住宅ローンや家計のことに不安がある方

そんな方も、家づくりとお金をまとめて整理するところから始めていただけます。

 

注文住宅は、本体価格ではなく総額で考えましょう

注文住宅を検討する時は、建物本体価格だけで比較しないことが大切です。

本体価格に何が含まれているのか

本体価格以外に何が必要なのか

土地条件によって追加費用がかからないか

外構や諸費用まで含めると総額はいくらになるのか

その総額で、家を建てた後も無理なく暮らし続けられるのか

ここまで見て、はじめて本当の予算が見えてきます。

「思っていたより高くなった」

「契約後に追加が増えて不安になった」

「住宅ローンの返済が重くなりすぎた」

そうならないためにも、早い段階で総額を整理しておきましょう。

三協建設が運営するくらしとおかねの学びばでは、家づくりとお金を切り離さず、ご家族のこれからの暮らしに合わせて整理していきます。

「注文住宅の総額の考え方を知りたい」

「本体価格以外に何がかかるのか不安」

「土地・建物・住宅ローンをまとめて考えたい」

「家を建てた後の生活も大切にしたい」

そんな時は、一度ご相談ください。

家のこと、土地のこと、住宅ローンのこと。

ひとつずつ分けるのではなく、ご家族にとって無理のない形を、一緒に整理していきましょう。

くらしとおかねの学びば 代表:堀内裕輔 / 運営:三協建設株式会社


よくある質問

Q. 注文住宅の本体価格とは何ですか?

一般的には、建物そのものを建てるための工事費を指すことが多いです。

ただし、住宅会社によって本体価格に含まれる範囲は異なります。

付帯工事や照明、外構、設計費などが含まれている場合もあれば、別途費用になる場合もあります。

Q. 注文住宅で本体価格以外にかかる費用は何ですか?

外構工事、地盤調査、地盤改良、給排水工事、照明、エアコン、カーテン、登記費用、住宅ローン諸費用、火災保険、引っ越し費用、家具・家電などが必要になる場合があります。

土地条件によっては、解体費や造成費がかかることもあります。

どこまでが建物価格に含まれるかは見積もり内容によって異なるため、最初に確認しておくことが大切です。

Q. 注文住宅の見積もりは、どこを比較すればいいですか?

金額だけでなく、何が含まれていて、何が別途なのかを確認することが大切です。

建物本体価格だけではなく、付帯工事、外構、諸費用まで含めた入居までの総額で比較しましょう。

Q. 土地が安ければ、家づくりの総額も安くなりますか?

必ずしもそうとは限りません。

土地価格が安くても、解体、造成、地盤改良、給排水引込、外構などに費用がかかる場合があります。

土地は価格だけでなく、その土地で家を建てて暮らし始めるまでの総額で考える必要があります。

Q. 契約後の追加費用を減らすにはどうすればいいですか?

契約前に、見積もりに含まれるもの・含まれないものを確認することが大切です。

また、「せっかくだから」と追加を重ねる前に、自分たちの暮らしに本当に必要かどうかを整理しておくことで、予算オーバーを防ぎやすくなります。

Q. 土地がまだ決まっていなくても、注文住宅の総額相談はできますか?

できます。

むしろ、土地探しの前に総予算を整理しておくことで、土地に使える金額、建物にかけられる金額、住宅ローンの考え方が見えやすくなります。

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